山梨県人権擁護委員連合会

人権啓発強調テーマ


 令和5年度 啓発活動重点目標

「誰か」のこと じゃない

(趣旨の概要)

 いじめや体罰・虐待などに対するこどもの人権擁護、インターネット上での誹謗中傷、マイノリティに対する偏見・差別の解消等多様性が尊重される共生社会の実現などの人権問題があります。

 これらを自分や自分の身近な人の問題として捉え、互いに人権を尊重しあうことの大切さを認識し、他人の人権にも配慮した行動がとれるよう、「『誰か』のこと じゃない。」を啓発活動重点目標に掲げています。

 

 令和5年度 啓発活動強調事項

1.女性の人権を守ろう

・男女差別

・セクシャルハラスメント

・マタニティハラスメント

2.こどもの人権を守ろう

・いじめ・体罰

・児童虐待

・性的搾取

3.高齢者の人権を守ろう

・就職差別

・介護施設・家庭等における虐待

4.障害を理由にする偏見や差別をなくそう

・就職差別

・差別待遇

・サービスの拒否

5.部落問題(同和差別)を解消しよう

・差別発言

・差別書き込み

・えせ同和行為

6.アイヌの人々に対する偏見や差別をなくそう

・歴史文化伝統への理解

・差別偏見へ解消

7.外国人の人権を尊重しよう

・不当な就職上の扱い

・入居拒否

・ヘイトスピーチ

8.感染症に対する偏見や差別をなくそう

・知識理解不足

・差別やプライバシー侵害

9.ハンセン病患者・元患者・その家族に対する差別をなくそう

・歴史文化伝統への理解

・差別偏見へ解消

10.刑を終えて出所した人に対する偏見や差別をなくそう

・根深い偏見や差別

・就職差別や住居確保

11.犯罪被害者とその家族の人権に配慮しよう

・興味本位のうわさ

・心ない中傷

12.インターネットによる人権侵害をなくそう

・他人の誹謗中傷

・名誉やプライバシー侵害   

13.北朝鮮当局による人権侵害問題に対する認識を深めよう

・拉致問題の解決

・人権侵害問題

14.ホームレスに対する偏見や差別をなくそう

・嫌がらせ

・暴力事件

15.性的マイノリティに関する偏見や差別をなくそう

・偏見から心ない好奇の目にさらされる

・職場等で不適切な扱い

16.人身取引をなくそう

・性的サービスの強要

・労働の強要

17.震災等の災害に起因する偏見や差別をなくそう

・風評に基づく差別

・震災の記憶を風化させない